毎日ほぼ自炊で3食、食べています
毎日料理をします。
70歳の時、思いがけず人生で初めての一人暮らしが始まりました。
料理もまだ初心者でしたから、初めのうちは、ワタミの宅食をお願いしたこともありました。
ただ、もともと好き嫌いがあったことと、宅配してくれるお姉さんが、感じはいいのだけれど元気が無い(私が元気なだけに)ことがどうにも気になって、やめてしまいました。
その後は、初心者用の料理本のおかずを端から順に作ってみたりもしましたが、新しい調味料や素材が登場する度に購入するのは、どうも効率が悪い。
そんな紆余曲折を経て、私が毎日の食事を効率よく自炊できるようになったコツをご紹介
します!
料理初心者が、毎日料理をするコツ5つ
では、ご紹介していきます!
好きなものを作る
83歳になりましたが、食べ物に好き嫌いがあります。
ですが、頑固なところがあるので、「料理本を踏破しよう」と決めたら端から飛ばさずに全メニュー作ってみたりもしました。
「鯖嫌いのお子さんも食べられる」などという言葉に「そうなの?」などと思い作ってみましたが、やっぱり苦手でした。
今は、「食べたいな」「おいしそうだな」と思うものだけ作ることにしています。
「おいしい」と思うことが、また作ろうと思う原動力にもなります。
また、食事には体を整える作用もあると実感しているので、栄養素のバランスや塩分量には注意して料理しています。
メニューを決める
朝・昼・夕、メニューを決めています。
秋・冬 朝→雑炊、昼→パン・スープ・サラダ、夕→鍋
春・夏 朝→納豆めかぶご飯・味噌汁、昼→パン・スープ・サラダ、夕→ホイル焼き
11月から4月頃までは、夕食は「鍋」です。
写真は娘が遊びに来た時の「ごちそう鍋」ですね。
普段は、もう少し質素な鍋を食べています。
鍋シーズンの朝食は前日の鍋の残りに、冷凍いしておいたご飯をいれた「雑炊」です。
寒い季節に、温かい朝食はほっとしますね。
5月~10月頃までは、夕食は「ホイル焼き」です。
これは、息子のお嫁さんが教えてくれました。
レンジで下ごしらえをした野菜、お肉を入れて、上に香りづけにバターを置き、ホイルで包み、フライパンで20分中火で熱すれば出来上がりです。
その時期の朝ごはんは「納豆めかぶご飯とお味噌汁」と決めています。
「鍋」と「ホイル焼き」の切り替え時期は、スーパーで売られている豆腐が「鍋八」から「冷六」に切り替わったら替え時です。
そして、通年、昼食は「パン・サラダ・スープ」です。
これは、「チキンのトマト煮込み」です。友人に教えてもらった業務スーパーのトマトソースを使ったレシピで作っています。
スープの種類は、その他に「野菜スープ」「カボチャのポタージュ」「ポトフ」などを4~5日分まとめて作ります。
昼食のスープは、定年してから、妻Nさんに依頼を受けて作っていたので、レパートリーが豊富なのです。
メニューを決めてしまえば、買い物も楽です。
メニューを考える時間も家事に含まれますから、毎日違うものを作らなければならない主婦の方は、すごく大変だと思います。
必要最低限の調理器具でできる
夕食の鍋と、ホイル焼きは、「卓上鍋」と「フライパン」ひとつでできてしまうところが魅力です。
洗い物は嫌いではありませんが、少ない方が助かりますね。
料理と後片付けはセットですから、後片付けまでできるだけ簡単にすることを考えています。
毎日続けるには、そういった工夫も大切だと思います。
アレンジが効く
夕食の「鍋」も「ホイル焼き」も、「メインの食材を変える」ことでアレンジが簡単にできます!
「ホイル焼き」は普段は「鶏肉」「ソーセージ」「豚肉」、おもてなしの時は「牛肉」「燻製の鴨肉」などでアレンジしています。
「鍋」も、普段は「鶏肉」「豚肉」「練り物」、おもてなしの時は「牛肉」「カニ」などもありますね。
また、今は鍋つゆも一人分から加減できる様々な味が出ているので、アレンジも簡単です。
こちらは、きのこをたくさん、市販品ですが、厚焼きの卵焼きを入れた鍋。
この卵焼きがなかなかおいしいのです。
メニューは同じですが、アレンジを楽しんでいます。
必要に迫られよう!
毎日料理をすることで、自分の体調管理をしています。
おいしく食べることができる上に、食べる内容も、量も、塩分量も、調整できるからです。
結婚をしたとか、節約しなくてはならないとか、一人暮らしで外食が難しい地域に住んでいるとか、いろいろ理由はあると思いますが、必要に迫られると、料理するようになります。
「必要に迫られている!」と思って、やっているうちに、日常生活周期の中に料理が入ってきます。
「食べることは生きること」。外食でも、コンビニで買って食べてもいいと思います。
でも料理の基礎知識があると無いでは、選び方も違います。
野菜を細かく切っている時に修行のようだと感じて、面倒なこともありますが、無心に集中して作業することに、救われる日もあります。
料理は、生活を豊かにすると思います。
料理をする人の気持ちがわかった
妻Nさんは「明日の朝、パンが食べたい?ご飯が食べたい?」とよく聞いていました。
パンが食べたいなぁと思って「パン」と答えると「はーい」と答えておいて、翌朝はお粥だったりしました。
彼女の中では、メニューはもう決まっていたのでしょう。
自分が料理するようになって、料理をする人の気持ちがわかるようになりました。
これは、今までに持っていなかった視点だったので、新鮮でした。
「メニューを決める」厄介な家事があるということ。
メニューが決まらずに買い物に行くと、余計なものを買ってしまう割に、必要なものを買い忘れてしまうことがあるということ。
自分が作ったものを「おいしい」と言ってもらう喜び。
このブログが、誰かのhappyに繋がりますように♪
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