シェフも楽しめる「おもてなし」がしたい!
料理を始めて間もない頃、妻Nさんのお友達が遊びに来るというので、ランチを準備したことがありました。
その時に痛感したのですが、シェフが別にいれば、おもてなしは簡単です。
おもてなしする側も、おもてなしされる側も、ゆっくり楽しむことができます。
それで、私とNさん共通の友人が来訪する時に、私も一緒に楽しむ方法を考えました。
せっかくの機会ですから、みんなで楽しみたい。
料理に熟達した人なら、それも簡単なのかもしれません。
でも私は、まだ料理初心者です。
何度かやりながら手順を考えました。
料理初心者でもできる「簡単おもてなし」、そのコツをご紹介します!
料理初心者でもできる「簡単おもてなし」のコツ7つ
テーブルセッティングをする
テーブルセッティングをしっかりしておきます。
「コーディネート」などと、おしゃれな感じでなくてもいいと思います。
使うお皿、グラス、カトラリー、お箸などそれぞれ揃えておけば、それなりにおもてなし感が出てきます。
第一、使う時になって、お皿を探したり、フォークを出したりしていると、どうしてもばたついてしまう。
私がゆっくり楽しむためにも、テーブルセッティングは重要です。
その際に、席順もイメージしておいて、さっとご案内できるようにしておけば、もたつきません。
「コース」風の料理にする
「適温でお料理を出したい」と考えています。それで「コース」風がベストだと思いました。
ただ「コース」と聞くと、身構えてしまうかもしれませんね。
「その日に用意する料理を時間差を付けて出す」だけのことです。
まずオードブルに見立てたサラダを2品。
これは、「居酒屋風ポテトサラダ」。
通常のポテトサラダに、大きめに切ったゆで卵、ソーセージを入れ、粒マスタードをまぜたマヨネーズで和えます。
ビールによく合う、ボリュームのある一品です。
他には、普通のカット野菜の上に、生ハムを並べた「生ハムサラダ」や、友人に教えてもらった業務スーパーの「冷凍合鴨ロース」をフライパンで少しあぶって乗せた「合鴨サラダ」も簡単でおいしいです。
こちらは、ワインに合います。
サラダは作って冷やしておいて、ゲストが揃ったらお出しすればいいので、簡単ですね。
そしてスープ。
サラダを一通り食べ終わってから出します。
これは「カボチャのポタージュ」です。
ポタージュは野菜を細かく切らなくていいので、私にとっては比較的簡単なスープです。
缶詰でもいいと思います。
スープが付くとぐっとコース感が出るし、飲まない人の満足感が上がると妻Nさんから聞いていました。
そしてメイン、と順番に出していくと、食べるスピードも飲むスピードも(メンバーによるところもありますが)ほどほどで、ゆっくり話をする時間があります。
メインは「焼くだけ」「温めるだけ」で用意する
これは、「手羽先のオーブン焼き」です。
前の日から、つけ汁に漬け込んでおいて、直前に焼いて出来上がりの簡単メニューです。
こちらは、同じつけ汁で作る骨付き鶏もも肉バージョン。人数が少ない時に作ります。
他にも、「おでん」をよく作ります。何度かゆでこぼした牛すじと、ソーセージを入れた、食べ応えのあるおでんが人気です。
メインは、焼くだけ、温めるだけにしておいて、作る側もあまりテーブルを離れないで済むようにしています。
デザートを用意する
これは、私の得意な「チーズタルト」です。
これが、見た目よりもずっと簡単でおいしいレシピなんです!
デザートがあると、「コース」感が上がりますね。
もちろん、買ってきたものでも、果物でもいいと思います。
お腹がいっぱいでも、デザートは別腹。
おいしいと思う、一緒に食べたいデザートを用意しましょう。
おいしいお茶、コーヒーを用意する
チーズケーキにはコーヒーが合います。
私は、ドトールコーヒーの「マイルドブレンド」を愛飲しています。
というのも、2ヶ月に1度行く病院の中にドトールコーヒーがあって、そこで朝食を食べて、コーヒー豆を購入してきます。
飲む直前にミルで豆を挽きます。いろいろ試して、「大き目半分+細かめ半分」が香りもコクも好みになることを発見しました。
やっぱり締めには、おいしいコーヒー、またはお茶が大事ですね。
このゆったりした時間に、また話が弾みます。
プチ贅沢素材を使う
業務スーパーの「冷凍合鴨ロース」も、「生ハム」も、まず普段は食卓に登場しません。
カボチャのポタージュに入れる生クリームも、普段なら、健康のこともあって、少なめにしがちです。
でも、「おもてなし」の時は、レシピ通りに、しっかり生クリームを入れてコクを出します。
鴨も厚めに切ります!
本当の贅沢(和牛A5ランクなどなど)ではないけれど、「プチ贅沢素材」は大切だと思っています。
花を飾る
「花を褒める人に悪い人はいない」と思っています。
せっかく庭で花を咲かせていますから、花を飾ります。
料理の腕は拙いので、料理が華やかさに欠ける分を、花で補います。
画像は、今年の初夏に咲かせていた「トルコキキョウ」をブーケ風に生けたときのものです。
花が食卓にあると、気分も華やぎますよね。
「おもてなし」は段取り8分
「おもてなし」をしながらも、私も楽しみたいと思って考えたコツをまとめました。
そこで思うのは、「事前に段取りが整っていれば、楽しめる」ということです。
年末年始、人が集まる機会があると思いますが、どなたかの参考になればと思います。
このブログが、誰かのhappyに繋がりますように♪
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